ラベル: 天領・どぶろく
マイ評価: ★★★
- 蔵元: 天領酒造(岐阜県下呂市萩原町;飛騨萩原)
- 屋号: 天領
- 製造: 21BY
- 酒米: ひだほまれ(たぶん)
- 精米歩合: 不明
- 酵母: 不明
- アルコール添加: なし?
- 日本酒度: 不明
- アルコール度数: 9度以上10度未満
- 美味しかった呑み方: 冷や
- 火入れ: なし?
早速店にとって返してどぶろくを所望.
300mL入りの小ぶりな瓶だった.
そういえばどぶろくと濁り酒はどう違う?
中島屋の女将さんに尋ねてみると,
■どぶろく=醪(もろみ)そのまま
■濁り酒=醪を荒く濾過して米粒程度は取り除いたもの
だそうで.
後で調べたら同じことが天領のサイトにも書かれてあった.
なるほど,そういえばかつて一度だけ,門外不出のはずの白川郷のどぶろくを某家で呑ませてもらったことがあるが,酸味たっぷりの米粒つぶつぶで,店で買う濁り酒とは違うものだった.
後に白川郷を訪れてどぶろく祭が奉納される神社で尋ねてみると,モロ蔵付き酵母・モロ生酛の最も古典的な酒造りを神社でしているそうで(※財務省の許可をちゃんと得ている),出来上がった醪をそのまま嗜むのもまた最も古典的な日本酒の形態である.
そんなどぶろくを天領酒造が商品化したとのことだが,どぶろく造りは清酒造りとは違う免許が必要だと天領のサイトで知ってビックリである.
18へぇ.
さてそのどぶろく.
米粒がつぶつぶとそのまま口の中で踊る.
確かに濁り酒とは違う.
非常に爽やかな酸味がひろがる.
アルコールが9度-10度とかなり低めだが,これってひょっとして米粒込みの重量パーセントだから相対的に低いんだろうか?それとも酵母の発酵がまだ途中なんだろうか?
美味い美味い,実に美味い.
この酸味が良い.
大人の甘酒,といった風情である.
良い買い物をした.ヨメの言うことは聞くものである.
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