仕方ないのですぐに放棄してGmailをメインに切り換えることにした.
その際知った,「Gmailの全メールを別のGmailアカウントでバックアップする」という裏技.
今後メインで使うGmailが何らかの理由でまた放棄しなければ行けなくなったときに備えて,メールそのものを別アカウントにリアルタイム・バックアップ(ミラーリング)しておこうと考えた.
前提:
- バックアップ元(既存)のGmail,hoge@gmail.comは,最初のGoogleアカウント取得時に他のプロバイダのメールアドレスhogehoge111@provider.jpを登録してある
用意する材料:
- hogehoge111@provider.jpとは別のプロバイダ系アドレスを用意する.
→hogehoge222@provider.jp - hoge@gmail.comのログインに使っているブラウザとは別のブラウザを用意する
→hoge@gmail.comがFirefoxなら,Internet Explorerとか.
※同じブラウザだと新しいログインの後でリダイレクトループに陥ってしまうので注意
手順:
- 新しいGoogleアカウントを作成する
バックアップ元のGmail(hoge@gmail.com)で使用しているのとは別のブラウザでGoogleトップページを開く.
(もしcookieのせいで既にログイン状態になっていたら,画面右上の「ログアウト」でいったんログアウトする.)
Googleのトップページ右上の「ログイン」をクリック,右上のちょっと下の,
Google アカウントをお持ちでない場合
から入る.
アカウントを作成
登録用アドレスには,別のプロバイダ系アドレスhogehoge222@provider.jpを入力する.
- 新しく作成したGoogleアカウントで新しいバックアップ先Gmailアカウントを作成する
Googleに新しいアカウントでログインされるが,この時点では新しいGoogleアカウントはhogehoge222@provider.jpの名前のままになっている.
トップページ下の「何か新しいことを始めましょう」からGmailを選んで,新しいバックアップ先Gmailアカウントhoge.backup@gmail.comを作成する. - いったんバックアップ元のGmailアカウントhoge@gmail.comに戻りPOPアクセスを有効にする
hoge@gmail.comの「設定」→「メール転送とPOP/IMAP」→「POPダウンロード」の項目.
「1.ステータス」の欄で「すべてのメールでPOPを有効にする」のラジオボタンをチェック.
「2.POPでメールにアクセスする場合」で「Gmailのコピーを受信トレイに残す」を選択.
これで一番下の「変更を保存」をクリック. - 再び新しいバックアップ先Gmailアカウントhoge.backup@gmail.comに戻りバックアップの体制を作る
hoge.backup@gmail.comの「設定」→「アカウントとインポート」→「POP3を使用したメッセージの確認」の項目.
「POP3のメールアカウントを追加」をクリック.
別のウインドウが開くので,「メールアドレス」欄に,バックアップ元Gmailアドレスhoge@gmail.comを入力.
次の画面で,hoge@gmail.comのパスワードを入力し,
「POPサーバー」→GmailのPOPサーバー「smtp.gmail.com」になっていることを確認,
「ポート」→「995」になっていることを確認,
「受信したメッセージのコピーをサーバーに残す」はチェック外す,←ここがミソ.こちらも参照.
「セキュリティで保護された接続(SSL)を使ってメールを取得する」をチェックする,
「受信したメッセージにラベルを付ける:」は,お好みだが,つけない方が後々便利だと思う,
「受信したメッセージを受信トレイに保存せずにアーカイブする」も,お好みで,どうぞご自由に.
これで一番下の「アカウントを追加」をクリック.
次の画面で,hoge.backup@gmail.comからhoge@gmail.com経由で送信できるようにするかどうかを尋ねられるので,「いいえ」をチェックして終了.
これでhoge.backup@gmail.comのGmail画面を確認すると,hoge@gmail.comのメールが続々とバックアップされていくのが分かる.
バックアップ終了後もhoge@gmail.comのメールはリアルタイムでhoge.backup@gmail.comにミラーリングされていくので便利.
hoge@gmail.comに2万通ぐらいある場合,hoge.backup@gmail.comへのバックアップには大体24時間ぐらいかかった.
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