自分はウェブブラウザのフォントは常にプロポーショナルで表示するのが好み(Tahomaを指定).
Gmailも殆どのケースでプロポーショナル表示で問題はない.
英語圏のメーリングリストにも加入しているので,英文をいちいち等幅フォントで表示されると格好悪いわ読みづらいわ.Tahomaは欠かせない.
しかし,Gmailでも日本語の内容によっては等幅フォントを表示したくなることがある.
例えば,列車の乗り継ぎ時刻をリストアップするときとか(←お里がばれる).
そんなとき,Gmailにフォント切替(プロポーショナル⇔等幅)がないのは痛い.
そこでいろいろ検索したが,よく引用されるGreasemonkeyのスクリプトを使う方法はどうもうまくいかない.
何しろリスト表示されたメールをクリックしても本文が一向に出てこないのだ.
Better Gmail 2をインストールしているせいでコンフリクトしているのかもしれない.
悩んだ結果,次のようなシンプルな方法に辿り着いた.
■アドオン「Stylish」を使う
1. アドオン「Stylish」をFirefoxにインストールする
2. Gmailを表示させる
3. Firefoxの外枠右下のStylishのアイコンをクリックして,ポップアップメニューから「新しいスタイルを書く」を選択する
4. 「mail.google.com専用…」を選択する
5. 「名前」は「Gmail等幅フォント」のように適当に分かりやすくつける.
6. スクリプトは下図のように書く
7. この次がちょっとしたコツなのだが,Firefoxのオプション,
「ツール」メニューで,「等幅」の項目にきちんと等幅フォントを指定しておく.たぶんFirefoxのデフォルトでは「MSゴシック」 になっていると思う.
→「オプション」
→「コンテンツ」タブ
→「フォントと配色」
→「詳細設定」
ミソとしては,日本語フォントでなく英文フォントを指定しても良い.
「MSゴシック」での英数字フォントは非常に格好悪くて嫌いである.だからLucidaやCourier Newなどの英文等幅フォントのように,まだしも格好悪くないフォントを使いたいのである.
なぜこれで良いのかと言えば,Windowsでは英文フォントを指定されているにもかかわらず日本語を表示せねばならない状況では,自動的にMS Pゴシックなどの標準的な日本語フォントを表示するという仕様になっているためである.
※ちなみに下記の「ゴシック体」でTahomaを指定しているのも同じ理由で私が選択しているものである.
8. 以上で設定終了.試しにGmailの画面でStylishの「Gmail等幅フォント」をOFFにしている状態でのGmailのメール本文と,
ONにしている状態でのメール本文を比べてみる.
ONだときちんと等幅フォントで表示され,崩れがないことが分かる.
このON⇔OFF切替による画面再描画は一瞬で,全くストレスない.ページのリロード(再読込)も不要.
Greasemonkeyのようにスクリプトを使うのでなく,スタイルシートの切替だけで一瞬で切り替えてくれるので実に便利である.
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