Rural Remote Health. 2006 Apr-Jun;6(2):481. Epub 2006 Apr 4.
PMID: 16594864
INTRODUCTION:
1988年オーストラリアNSW州がRural Resident Medical Offer Cadetship Programを設置.
- 僻地病院の若手医師不足解消のため
- 医学生を僻地に暴露することで僻地勤務志望者を増やすこと
1989-98年の間にCadetship Programに入った医学生の卒後動向を2004年に評価.
METHODS:
1989-98年に同プログラムに入った医学生107人が対象.うち卒業しなかった3人,僻地ローテーションを完遂しなかった13人,卒後動向が把握できなかった9人(計25人)を除外.
RESULTS:
2004年時点で43%が僻地勤務.国家全体では20.5%の医師が僻地勤務.
46%は僻地の小学校出身.
44%はGPを選択.
勤務地選択の主要な決定因子はcareer choice.
僻地のバックグラウンドは勤務地には影響がなさそう.
一方で僻地勤務者の70%はGP.
現在研修中の者では,GP選択者の全員が僻地,専門科選択者25名中2人だけが僻地.これは僻地での研修環境の有無による.
CONCLUSIONS:
本プログラムは医学部と僻地医療,特に僻地GPとを効果的に繋ぐ.
僻地でのトレーニングを提供することがこの成功の中心要素.
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